自動車保険の等級制度では20等級になると割引率は最大。もう保険料が下がらない、と諦めていませんか?インターネットの自動車保険にすれば、あなたの保険料をもっと下げられる可能性も。
節約視点から選ばれているのは、インターネットの自動車保険。「難しそう」「安心なの?」と思われがちですが、実は簡単で安心なことをご存知ですか?
節約できる理由や事故対応の体制、手続きについてなど、インターネットの自動車保険について知っておきたい情報をご紹介します。
一般的な自動車保険は、保険代理店を介して契約するため、「代理店型自動車保険」と呼ばれています。代理店とは実店舗を持つ保険ショップやカーディーラーなどの保険代理店のことで、店舗の維持費や人件費が発生するため、一定の運営コストがかかります。
代理店型に対し、インターネットの自動車保険は「ダイレクト型」と呼ばれ、保険代理店を介さずホームページ上で手続きが完結するため、代理店型に比べ運営コストを低く抑えることができます。
運営コストの違いは保険料に反映されることから、ダイレクト型自動車保険で保険料を節約できる可能性があるのです。
代理店型の自動車保険は、運転者の年齢区分や車種、等級※などをもとに保険料を算出しています。これに加えてダイレクト型では、年間走行距離に応じて保険料を算出する保険会社が増えており、契約者の自動車の使い方に合った合理的な保険料算出の仕組みが主流になってきています。また、前記のとおり、保険料に反映される運営コストが異なるため、同じ条件であればダイレクト型自動車保険で保険料を節約できる可能性があるのです。
その他にもダイレクト型のメリットとしてさまざまな割引制度があります。「ネット割」は、ほぼすべてのダイレクト型自動車保険で提供されているサービスです。また、免許証の色による割引(ゴールド免許割引などと呼ばれることがあるようです)や2台目・新車の場合の割引制度もあります。さまざまな割引を組み合わせることで、保険料をもっと節約することが可能です。
「ダイレクト型だと事故対応が心配」という方が多いと思いますが、大手保険会社と連携して事故対応を行っている保険会社があることは、あまり知られていないようです。大手保険会社の全国の事故対応センターや、サービス拠点と連携することで、大手保険会社とそん色ないサービス提供が受けられるのです。
ダイレクト型の保険会社でも、事故時は専門のスタッフが電話で対応してくれます。ユーザーの声を掲載しているホームページも多いので、事故対応についての声を是非チェックしてみてください。
書類や対面のやり取りなしで、手続きが完了できるのもダイレクト型のメリット。インターネットでの申込みなら24時間手続きができて、早ければ即日完了でき、自動車保険の更新期限までの日数が残りわずかな方でも、切替えの検討が可能です。
インターネット画面上での手続きで困った場合は、コールセンターで電話によるサポートを受けることができます。補償内容についても疑問や不安な点を質問してみると、より安心して手続きを進められるのではないでしょうか。
もちろん事故を起こしてしまったら等級が下がり、保険料が上がってしまいますが、自分に責任の無い被害事故でも等級が下がってしまうのはご存知でしょうか?例えば、相手自動車による一方的な追突による被害事故でも、相手の方が保険に加入しておらず、賠償する資金がないなどの理由で自分の車両保険を使わざるを得ない場合があり、等級が下がってしまうことがあるのです。
そのような被害事故でも等級が下がらない特約を用意している自動車保険があります。そういった特約を付けておくことで、等級による割引率を維持することができます。
現在の契約者が父親、切り替えて契約する方が母親か同居の子供などの親族の場合、等級を引き継いでの契約が可能な保険会社もあります。契約者の年齢で、保険料は変わらない※ため、20等級であれば大きな割引率が適用されるので家族でうれしい制度です。
※記名被保険者の年齢で保険料が変わることがあります。